
インターネットで応募すれば求職活動実績になるって本当?
応募したあとって辞退していいのかな。辞退しても実績?
失業認定申告書の書式にあるとおり、インターネットで応募(Web応募)すれば求職活動実績にできます。
応募した時点で実績になるので、その後の選考過程は実績と関係ありません。応募のあとで辞退しても、応募したことが実績のままなので大丈夫です。
この記事では、インターネットの求人応募で求職活動実績にする方法を解説します。応募したあとの応募の辞退についても後半で説明します。

インターネット応募とは
インターネット応募(Web応募)とは、求人を公開している転職サイトの求人に直接応募して求職活動実績にする方法です。
1社への応募が1回分の実績になります。2社に応募すれば2回分の実績になるので、失業認定まで時間がないときでも短時間で求職活動実績2回になります。
応募した時点で実績になるので、失業認定の直前に応募した場合は失業認定申告書に「選考結果待ち」と記入しておきます。
応募が実績になるので、応募のあとで辞退しても実績には変わりありません。失業認定でも辞退に触れられることはありません。
インターネット応募は、実績をつくるための求職活動のなかでもっとも効率的な方法です。
インターネット応募の手順
- 転職サイトに利用登録する(利用登録は無料)。
- ネット履歴書を作成する。
- 求人を探して、Web履歴書を使って応募する。
- 失業認定申告書の「応募欄」に記入する。応募の結果は「選考結果待ち」
リクナビNEXTはレジュメと呼ばれる応募書類を作成しておけば応募に使い回すことができます。
dodaはWeb履歴書を作成しておけば応募に使い回せます。サイトが使いやすくデザインされているので、Web履歴書も作成しやすいです。
また、履歴書・職務経歴書をPDFでダウンロードできるので、紙にプリントすれば就職活動のときに企業に手渡すこともできます。
求人を探すときのコツ・注意点
- これまでの経歴と同じ業界・職種で探すと志望動機を考えやすい。
- 選考過程が何段階かあれば「選考結果待ち」として申告しやすい。
インターネット応募に利用する求人を探すときは、職務経歴と同じ業界・職種で探すことがコツです。前職と同じ職業・職種なら、応募のための志望動機を考えやすいからです。前職の経験を書けば、そのまま志望動機としても伝わるでしょう。
また、選考過程が何段階かある求人が望ましいです。書類選考 → 一次面談 → 二次面談 くらいまであれば、失業認定申告書でも「選考結果待ち」として申告しやすくなります。
応募に利用しやすいサイト
- リクナビNEXT:直接応募できる求人サイト。レジュメと呼ばれる応募書類を作成して応募可能。未経験者可の求人も多い。20代~30代前半向け。
- doda:直接応募できる求人サイトとエージェントの総合サービス。サイト内の履歴書を使い回して応募可能。業界経験者の求人が多い。
インターネット応募に利用しやすい転職サイトとは、公開されている求人にWeb履歴書を送信するかたちで直接応募できる転職サイトです。
リクナビNEXTはもともと直接応募できる求人サイトとしてサービスを開始したサイトです。レジュメと呼ばれる応募書類をしっかり作り込んで、求人ページから応募します。利用登録するとエージェントサービスへの勧誘があります。
リクナビNEXTに無料登録して求人を見るdodaはWeb履歴書を使い回して直接応募できます。エージェントを兼ねているので、利用登録すると転職支援サービスへの勧誘があります。エージェントの動きが速いので、転職を見据えて求職活動したい人に向いています。
インターネット応募の辞退
- 応募したあと、書類選考に通った連絡があったときに辞退すればよい。
- 応募したあとに辞退したとしても、応募したことが求職活動実績。
インターネット応募を辞退するときは、選考通過の連絡に対して辞退すれば良いです。
書類選考に通ると転職サイトのマイページに連絡メールが届くので、この連絡メールに返信するかたちで辞退を伝えればよいです。
先日応募しておりましたが、先に他社でご縁がありました。この度はありがとうございました。
応募辞退でも「選考結果待ち」

応募を辞退したら、失業認定申告書にどうやって書けばいいんですか?

応募を辞退しても、「選考結果待ち」のままにしておけば良いです。
応募辞退しても、失業認定申告書の応募の結果は「選考結果待ち」で構いません。次のように考えると「選考結果待ち」で良いことを理解できます。
- 企業から「貴方の辞退を了承しました。」という返事があれば、企業が応募辞退を納得した。
- でも、企業から返事がないかぎりは、あなたの採用をあきらめていない可能性がある。
つまり、応募辞退に対して企業側から何らかの返事があるまでは選考が続いているかもしれないと考えることもできるわけです。

たしかに。応募辞退しても、会社側があきらめてないかもしれないですね。
失業認定申告書 記入例
- 事業所名・部署:応募した企業名
- 応募日:応募した日付(失業認定の日付を記入しないように注意)
- 応募方法:利用した転職サイト名
- 応募したきっかけ:インターネット
- 応募の結果:「選考結果待ち」
応募の結果は、辞退する・しないにかかわらず「選考結果待ち」としておきます。

応募した時点で実績になるから、その後の経過は書かなくてもよいわけですね。

応募後の経過を書かなくても失業認定で聞かれることはありません。
応募方法に記入するのは、インターネット応募に利用する転職サイトの名称です。
- リクナビNEXT:直接応募できる求人サイト。レジュメと呼ばれる応募書類を作成して応募可能。未経験者可の求人も多い。20代~30代前半向け。
- doda:直接応募できる求人サイトとエージェントの総合サービス。サイト内の履歴書を使い回して応募可能。業界経験者の求人が多い。
まとめ
- インターネット応募(Web応募)とは、求人を公開している転職サイトの求人に直接応募して求職活動実績にする方法。1社への応募が1回分の実績。2社に応募すれば2回分の実績になる。
- 失業認定申告書3-(2)応募欄の書式のとおり、インターネットで応募(Web応募)すれば求職活動実績にできる。失業認定の直前に応募した場合は失業認定申告書に「選考結果待ち」と記入しておく。
- インターネット応募に利用しやすい転職サイトとは、公開されている求人にWeb履歴書を送信するかたちで直接応募できる転職サイト。
- リクナビNEXTはもともと直接応募できる求人サイトとしてサービスを開始したサイト。レジュメと呼ばれる応募書類をしっかり作り込んで、求人ページから応募する。
- dodaはWeb履歴書を使い回して直接応募できる。
- インターネット応募に利用する求人を探すときは、職務経歴と同じ業界・職種で探すことがコツ。
- インターネット応募を辞退するときは、選考通過の連絡に対して辞退すれば良い。応募辞退に対して企業側から何らかの返事があるまでは選考が続いているかもしれないと考えることもできる。