自己都合 | 会社都合 | |
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初回認定日 | 1回(初回講習参加で求職活動1回分) | 1回 |
2回目の認定日 | 合計2回(自主的な求職活動1回分) | 2回 |
以降の認定日 | 2回 | 2回 |
失業保険(雇用保険)の初回認定日は、失業認定も求職活動実績のことも初めてのことなので心配になるものです。
初回認定日までに必要な求職活動実績は1回で、これは初回講習(職業講習会)への参加が自動的に1回分の求職活動実績になっています。
給付制限がある場合は、給付制限明けの認定日までにもう1回分の求職活動実績が必要です。転職サイトで求人に応募する方法や、セミナーを受講する方法などで実績にすると良いでしょう。
この記事では、失業保険の初回認定日までに必要な求職活動回数について解説します。
目次
初回認定日までの求職活動回数は1回
- 初回認定日までの求職活動回数:1回
初回認定日までの求職活動回数
初回認定日までの求職活動回数は1回です。初回講習(職業講習会)への参加が自動的に求職活動実績1回分になります。
つまり、初回認定日の求職活動は初回講習に参加すればよいということになります。
参加するだけで実績になり初回認定日を通過できるようになるので、必ず参加するようにします。
初回認定日は講習または説明会のみ
初回認定日の求職活動実績は、通常は初回講習(職業講習会)への参加が1回分の求職活動としてみてもらえます。
ただし、ハローワークによっては雇用保険説明会が求職活動になるところもあります。
初回認定日に必要な求職活動が、初回講習なのか、雇用保険説明会なのか。という説明がハローワークからあったときは聞き逃さないように注意しておくと良いでしょう。
認定日は求職活動ではない
失業認定でハローワークに行くことが求職活動にあたるのではないか。と感じる人もいるかもしれません。
しかし、失業認定そのものは求職活動ではありません。
求職活動回数は原則2回
- 2回目の認定日以降の求職活動回数:2回
- 給付制限明けの認定日の求職活動回数:合計2回(自主的な求職活動は1回分)
求職活動は認定日までに2回
失業保険の求職活動回数は原則2回です。毎回の失業認定でハローワークに2回分の求職活動実績を申告します。
初回認定日だけは1回の求職活動でよいとされていますが、2回目の認定日以降は自主的におこなった求職活動2回を申告していく必要があります。
給付制限明けの認定日の求職活動回数
自己都合場合は2ヵ月間の給付制限があります。給付制限明けの認定日に必要な求職活動回数は合計2回です。
つまり、自主的にやっておく求職活動は1回でよいということです。(ただし、給付制限が3ヵ月間の人は2回です。)
自主的な求職活動の方法には、転職サイトで求人に応募する方法や、転職サイトでセミナーを受講する方法などがあります。
求職活動の回数2回以上とは
基本手当に係る失業の認定日において、原則として前回の認定日から今回の認定日の前日までの期間に、求職活動を行った実績が原則2回以上あることを確認できた場合に、当該認定対象期間に属する、他に不認定となる事由がある日以外の各日について失業の認定を行う。
失業保険を受給するためには、認定期間(認定日から認定日前日まで)に2回以上の求職活動実績が必要です。
失業手当を受給するためには、認定期間(認定日から認定日前日までの28日間)に原則2回の求職活動を行う必要があります。
求職活動2回以上とは2回でいいのか
求職活動2回以上というのは、2回を含めるということです。
つまり、求職活動を2回すればよいということになります。
たいていの人はギリギリ2回の求職活動をして失業認定に行きます。
認定日までの求職活動
- ハローワークで職業相談する方法:ハローワークに行って相談員と話したり、仕事紹介してもらうと実績になる。
- 転職サイトで求人に応募する方法:転職サイトで応募フォームから求人に応募すれば実績になる。
- 転職サイトでセミナー受講する方法:転職サイトが実施しているセミナーを受講すれば実績になる。
認定日までの求職活動にはいろいろな方法がありますが、よく知られているのはハローワークで相談することです。
ただ、ハローワークの職員と仕事探しについて会話したり、仕事紹介に応じたりしなければならないのがめんどうです。
転職サイトを利用して求職活動するほうが気楽でした。
転職サイトで履歴書を作成し、求人ページから応募ボタンを押して1社に応募すれば1回分の実績になります。
あまり知られていませんが、転職サイトが実施しているセミナーを受講すれば1回分の実績になります。
まとめ
- 初回認定日の求職活動回数は1回。初回講習への参加が自動的に求職活動実績になる。
- 給付制限明けの認定日の求職活動回数は合計2回。初回講習1回分と自主的な求職活動1回分の合計2回。
- 2回目の認定日以降の求職活動回数は毎回2回。
- 認定日までの求職活動は、転職サイトで求人に応募する方法や、転職サイトでセミナーを受講する方法でおこなえばよい。セミナーの場合は応募や面接がいらないので気楽。