ハローワーク適職診断で求職活動実績【職業相談すれば実績】

ハローワークで適職診断したら求職活動実績になるのかな。

ハローワークは適職診断を実施しています。よく利用される診断・検査は次の2つです。

  • キャリア・インサイト:適職診断PCで設問に答えると、500近い職業のなかから自分にあった具体的な職業を診断できる。
  • 一般職業適性検査:筆記と器具による能力検査をおこなって、仕事の適性を検査する。具体的な適職まではわからない。

キャリア・インサイトは、診断結果をプリントして職業相談を受けると求職活動実績になります。

一般職業適性検査は、職業相談のなかで検査を受けるので職業相談がそのまま求職活動実績になります。混雑していなければその日に受けられますが、予約したほうが良いでしょう。

転職支援サービスでも適性診断を実施しています。

  • マイナビジョブ20's:適性診断。利用者に紹介する仕事のマッチング度を高めるために、カウンセリングの前段階で実施している。
  • リクナビNEXT:グッドポイント診断。18種類の性格的傾向を診断。応募書類の自己PRや面接時のアピールに活用できる。会員登録後に利用可能。

転職支援サービスの診断は、会員登録の入り口にもなっています。dodaは求人に直接応募する方法で求職活動実績に使えます。マイナビジョブ20’sは東名阪で転職希望の20代限定の転職支援サービスですがセミナーを受講する方法で求職活動実績に使えます。ゆくゆく転職活動をはじめるなら早めに登録しておけば、失業手当の受給にも活用できます。

ハロワが教えない求職活動実績の裏ワザ【簡単に自宅で実績】

ハローワークの適職診断

  • キャリア・インサイトハローワークの適職診断PCを自分で操作して診断する。
  • 一般職業適性検査ハローワークの職業相談のなかで検査を受ける。相談員の付き添いのもとで検査するので、職業相談がそのまま求職活動実績になる。

キャリア・インサイトの利用だけでは求職活動実績にならないことに注意が必要です。キャリア・インサイトの診断結果を印刷して職業相談すれば求職活動実績になります。

個人的にはキャリア・インサイトの方が適職診断として優れていると感じました。私の診断結果は「チームワークより個人プレータイプ。創造性が高く、芸術などの分野に適する。」という、ずばり私の性格そのものでした。今のウェブの仕事は本当に適職だと感じます。

キャリア・インサイト

キャリア・インサイトは、ハローワークの適職診断PCで利用できます。タッチパネルの画面で質問に答えながら診断を進めます。診断を受け終わると総合評価や適職リストを見ることができます。

年代別に2つのコースがあります。

  • EC(Early Career)コース:対象は18歳~34歳
  • MC(Mid Career)コース:対象は35歳以上
能力の評価、職業興味の評価、価値観の評価、行動特性の評価

このほか職業情報では、キャリア・インサイトに登録されている474にもおよぶ職業の特徴を見ることができます。

キャリア・インサイトの申込みは、ハローワークに行って受付で申込みできます。適職診断PCが混雑していなければ、そのまま利用させてもらえます。所要時間は1時間程度です。

一般職業適性検査

一般職業適性検査(GATB)は、ハローワークの職業相談のなかで受けられる職業適性検査です。相談員の指導にしたがって筆記と器具で検査していきます。

対象が中学生~45歳程度と広いことからわかるとおり、自分にどのくらいの能力があって、どんな分野の仕事に適性があるのかを知ることができます。

検査は次の9つの適性について行われます。

知的能力、言語能力、数理能力、書記的知覚、空間判断力、形態知覚、運動共応、指先の器用さ、手腕の器用さ

結果はおおまかな職業別に3段階「基準を満たしている」「基準をほぼ満たしている」「基準を満たしていない」で判定されます。

一般職業適性検査の申込みはハローワークの受付でも可能ですが、職業相談の混雑具合によってはその日に検査してもらえないこともあるので、あらかじめ予約するほうが良いでしょう。所要時間は筆記検査が45~50分程度。器具検査が15分程度。全体で1時間程度です。

転職サイトの適性診断

  • マイナビジョブ20's:首都圏・東海・関西で就職希望の20代限定。会員登録後に診断して、診断結果をカウンセリングや仕事紹介に活用。
  • リクナビNEXT:全国規模の求人で利用者は20代が多い。会員登録後に診断を利用可能。

転職サイトの適性診断は、会員登録後に利用できます。会員登録するとカウンセリングの案内があります。カウンセリングで希望条件などについて話し合いをすると職業相談にあたり、求職活動実績になります。

転職サイトは、カウンセリングによる職業相談、求人応募、セミナーなどいろいろな方法で求職活動に使えます。私は失業保険受給中にセミナーを受講して求職活動実績にしていました。セミナーは失業認定申告書3-(1)(イ)に記入して申告できます。

マイナビジョブ20’s 適性診断

出典:マイナビジョブ20's

マイナビジョブ20’sは20代に特化した転職支援サービスなので、20代を欲しがっている企業とのマッチング度の高さが強みです。第二新卒、既卒の転職支援、未経験業種へのキャリアチェンジを得意としています。

適性診断は会員登録後に受ける流れになっており、その結果をカウンセリングや仕事紹介に活用してくれます。

転職に役立つセミナーを実施しているのでセミナーを受講する方法で求職活動実績に使えます。首都圏・東海・関西で就職希望の20代だけの特権なので、当てはまる人は失業保険受給中から活用するのが得策です。

マイナビジョブ20'sに無料登録してセミナー情報を見る

リクナビNEXT グッドポイント診断

出典:リクナビNEXT

リクナビNEXTは転職求人サイトの古参で、幅広い業種・職種の求人を多数掲載しています。未経験の仕事に興味があって求人を見比べてみたいときに有効です。

グッドポイント診断は、18種類の性格的特徴から自分の強み(グッドポイント)となる5つの特徴がわかります。応募書類に記入する長所や自己PRに活用できます。

サイト内でレジュメを作成して求人に応募できます。失業保険受給中なら求人に応募する方法で求職活動実績に使えます。

まとめ

  • ハローワークで受けられる適職診断には2つ。キャリア・インサイトと一般職業適性検査。
  • キャリア・インサイトはハローワークの適職診断PCで利用できる。診断結果を持って職業相談を受ければ、その職業相談が求職活動実績になる。
  • 一般職業適性検査はハローワークの職業相談のなかで受けられる適職診断。職業相談が求職活動実績になる。
  • 転職サイトでも適性診断を受けることができる。
  • 求人に応募する方法で求職活動実績に使えるのはリクナビNEXT
  • セミナーを受講する方法で求職活動実績に使えるのはマイナビジョブ20's